【拒食症・不登校克服】もしも、まるまる肯定されたらどうですか?
ごきげんよう、渡辺貴子です。
もうすぐ今日という1日が終わります。
どんな一日でしたか?
良かったことはなんですか?
嬉しかったことは?
感謝できることがあるとすれば?
どんな一日にも、きっと、あると思います。
だって、あなたが生きた一日なのだから。
お子さんが生きた一日なのだから。
何ひとつよいところを見つけることができない頃、
私は、動いてくれている心臓に感謝しました…。
今日という日を、精一杯生きた自分自身を
どうか両腕で抱きしめてあげてくださいね。
「次に会うときまで、いっぱい失敗しておいで」
これは、わたしの師匠がかけてくださった言葉です。
この言葉を聞いたとき、
わたしは溢れる涙がとまりませんでした。
それは、わたしにとって
愛がいっぱいの言葉だったのです。
師匠の言葉はもちろん、眼差し、声の響き、存在。
すべてで肯定されているのを感じた瞬間でした。
失敗だらけに見える現実も
子どもを苦しめ、自分も苦しんでいる現実も
「もういやだ」と思ってしまうようなときがあっても
子どもを責めて、自分を責めてしまうようなときがあっても
そんなわたしの未熟な部分と、
今を精一杯生きているわたしそのものを、
無批判に、
無条件に、肯定されたような気がしたのです。
そして、同時に、
これからのチャレンジを応援されているのを感じたのでした。
なんて暖かく、力強いメッセージ。
人はこんなにも肯定されると
どんなことでも乗り越える力が湧いてくるんだと、
そのとき、知りました。
わたしたちは自分のことをどれだけ肯定できているかな?
失敗だらけだと感じる一日だとしても
そこに思いやりの眼差しを向けたら
どんな言葉をかけられるだろう。
正しいとか、間違いとかではなく
無条件の愛の眼差しで見つめたら
自分にどんな言葉をかけられるだろう。
初めは難しいと感じるかもしれません。
慣れてないから。
大丈夫です。
そうやっているうちに
自分を愛でいっぱい満たすことができるようになります。
愛で満ち溢れたわたしたちは、
子どもにどんなメッセージを送ることができるかな
まずは、ご自身に愛の微笑みを。