わたしだけの「拒食症克服プログラム」 | 『公認心理師』渡辺貴子トレーナー

わたしだけの「拒食症克服プログラム」

わたしだけの「拒食症克服プログラム」
〜小学校6年生で体重18kgの娘を、たったひと言で改善させたストーリー〜

はじめての方へ

もし、「拒食症は治る病気」だと信じることができたら……

もし、未来に希望を持って子どもを支えることができたら……

もし、必ず治ると信じきり、子どもに寄り添うことができたら……

わたしたちは、どれほど力強く、つらい時間を乗り越えていくことができるでしょう。
どれだけ優しい微笑みで、子どもに寄り添い支えていくことができるでしょう。

わたしたち母親だからこそできる「愛情のかけ方」や「愛の伝え方」、それらを工夫することで、
我が子のつらい状態や親子のつらい日々が、少しでも改善するのだと信じることができたら。
どれだけ自分と我が子を信じる力が湧いてくるでしょう。

今日という日にある未来への不安の中で、どれだけ安心を感じられるでしょう。

「わたしも子どもも大丈夫」
そんなふうに、どれだけ自分自身を認め支えることができるでしょう。

今でこそ、娘とともに拒食症を乗り越え、笑顔でいっぱいの大学生活を送る娘を穏やかに見守る日々を過ごすわたしですが、
そうなるまでには不安と恐怖の中でもがくつらい日々がありました。

ある日突然投げかけられた言葉。
「(お嬢さんは)拒食症かもしれません」

それはまるで青天の霹靂。

いったいどうして!? 何が起きているの!?
大事に育ててきた娘が、拒食症ってどういうこと!?

たくさんの愛情をそそいで育てた娘が、心の病気になるなんて…。
それも、拒食症になるなんて…。

なぜ、食べないの?
いつ倒れてもおかしくないくらい、ガリガリじゃないの!
なぜ、そんな食べ方をしているの?

いつから笑わなくなったの?
いつから表情が消えたの?
いつからそんなに小さな声になったの?

拒食症がどんなものなのか。
これまでだって、いろんな病気を経験してきた。
そのつど、かかりつけの小児科にかかり、大変な病気のときは大きな病院を紹介してもらって、
そうやって子どもに寄り添い、子どもの病気を治してきた。

だから…「拒食症だって、きっと病院にかかれば治るんだ」そう思った。
そう、最初の頃は…。

しかし、現実はそうではなかった。
そんな思いとは裏腹に、娘の状態は日に日にひどくなっていく。
そして、こんな言葉を医師に言われます。

「拒食症は治らないよ。治ったとしても、10年20年かかる病気だよ。
本人がその気にならなきゃね。まあ、その気にならないのがこの病気なんだけどね」

わが子を助けたいのに、どうしたら良いのかわからない。
わが子の可愛い笑顔がもう一度見たい。
この子の笑い声をもう一度聞きたい。

ひょっとしたら、こちらにお越しいただいたあなたも、同じようなことを感じていらっしゃるのではないでしょうか。

医師は続けて言いました。
「拒食症は、お母さんの育て方の問題だよ。だって、一番密接に関わってきたのはお母さんでしょ?」
「どんなに体重が減っても、命が危機的な状態になっても治そうとしないお嬢さんは、
アル中の患者と一緒ですよ。意志が弱いんです」
「どんなふうに、お嬢さんを育ててきましたか?」

これらは、実際にわたしが医師から直接言われた言葉です。
権威ある医師や専門家、臨床心理士たちの言葉は、拒食症の子どもの母となったわたしの心をえぐりました。

「娘を心の病気にしたのは自分のせいではないだろうか。だって、わたしは母親だもの。
もっとあのとき優しくしていれば、もっとあのとき…」

ひょっとしたらあなたも同じように、ご自身にそんな言葉をかけていませんか?
母親としてのご自身を責めてはいませんか?

「拒食症は治りませんよ。なぜなら、お母さんの育て方の問題だから」

わたしの知っている、ごく一部の医師の言葉だと思いたい。
娘の病気の理由が自分にあると言われた母親。
子どもに取って代わることなどできないのに、代わってやることなどできないのに…。

そして、そうやって自分を責めて苦しむ母親をそばで見ている子どもは、それ以上につらいのです。
子どもも自分を責めるでしょう。

そうです。
母としてつらい日々でしたが、娘はわたし以上につらかったはずです。

一部の医師や臨床心理士、カウンセラーの言葉を信じて傷つく親子が大勢いるという事実。
わたしがこのホームページを作ったのは、そうやって傷ついてきた母娘に少しでも役立ってもらいたいからです。

わたしたち親子の場合は、複数の病院に通っても治らなかった。
専門のカウンセラーにかかっても治らなかった。
臨床心理士に相談しても治らなかった。

そう。
どこに行っても治りませんでした。
治す方法はそこにはありませんでした。

わたしは医師ではありません。
ですから、拒食症のお子様を治すことはできません。

わたしは拒食症克服プログラムをお伝えしていますが、それは、お子様の拒食症を治すためではありません。
なぜならば、医師が自ら「治らない」と言っていたからです。

医師は「治らない」と言った。だからこそ、母親にできることをするのです。
わたしは、自分の関わり方を変えました。
そうしたら、結果、娘は治りました。

体重18kg。
思春期手前の状態で身長も止まり、初潮を迎えることもなく、5ミリの段差も昇れないほどに筋力が落ち、
「こんなに小さくなった心臓を見たことない」と医師に言われるほど心臓が小さくしぼみ、
脳が萎縮してCT画像は黒い隙間だらけ。
医師には「脳に障害が出るかもしれない」とさえ言われていた娘。

そしてある日、極限の状態で「奇跡」が起きたのです。

それは不器用なわたしが、娘に愛を伝えることができた瞬間でした。

そして、そのたったひと言で、娘は一瞬にして拒食症から解放されたのです。

もちろん日々の関わり方を工夫しました。
自分自身と向き合うこともたくさん重ねてきました。
愛の伝え方を工夫し、娘に寄り添い、支え続けました。

そうして7ヶ月。
奇跡の瞬間を経て、気づいたら、娘は拒食症を克服していました。

あれから8年。
止まっていた身長は20センチ伸び、元気いっぱいの健康体に。
脳の障害が…と言われていたけれど、現在は大学生活を謳歌しています。

わたしは、自分が体験したことをお伝えすることができます。
医師にもできなかったことです。

そして、わたしがこれまで学んできた中で、母親の愛情のかけ方を工夫することをお伝えすることができます。
お一人お一人に合った、お子様への愛のアプローチが必ずあります。

過度な期待はしないでください。

わたしは自分の娘が拒食症を乗り越えた体験を記していますが、
わたしが娘を変えたのか、それとも娘が自分で乗り越えたのか、今でもよくわかりません。

拒食症は娘の病気です。
だから、わたしは今でも、娘が自分で乗り越えてきたのではないかと信じています。

わたしと娘の物語が、同じような境遇の方のヒントになれば幸いです。
もしご興味がおありでしたら、ご相談ください。
はじめての方は無料でご相談をお受けいたします。

そしてお願いがあります。
あなたが心にあることを、全て聞かせていただきたいのです。
なぜならば、もしかすると、夫との問題やご両親との問題、姑との問題…。
いろんなことがあって影響しているのかもしれません。

わたしは医師ではありませんが、
いろんな拒食症の方や、苦しんでいるお母さんのお手伝いをしていて感じることがあります。

娘の拒食症や母親との関わり方に関して、ご主人への怒りがどこかに出ているのかもしれませんし、
ご自身の幼少時の両親に対する怒りがどこかに出ているのかもしれません。
また、わたしの家のように、娘はただ、愛情が欲しかっただけなのかもしれません。

一人ひとり、親との関係というのは違います。なぜならば、一人ひとり育ってきた環境が違うからです。
わたしは拒食症克服プログラムの専門家として、
自分がお手伝いできることとそうでないことを明確にお伝えしたいと思います。

「お子様の拒食症を治す」という目的ではいらっしゃらないでください。
わたしは医師ではありません。

ただし、「自分の心を軽くしたい」「自分と娘との関わり方を変えたい」ということであれば、
是非ともお越しくださいませ。
起きた出来事は変えられませんが、上手にそのテーマと向き合うことはできます。
そんな心のお手伝いをしています。

もし、ご興味がありましたら、わたしにご相談ください。
初回のご相談を無料でお受けいたします。

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