「変わりたい!のに、変われない」〜なぜ自分責めの無限ループが苦しくなるのか
いつも一生懸命なママへ
ごきげんよう、渡辺貴子です
「変わりたいのに、変われない!」
「どうしたら、変われるんですか?」
「もう、しんどい…」
変わろうと思って
自分なりに本や役立ちそうなブログを読み、コミュニケーションや心理のことも勉強してみたけど
「変わりたいのに、私、変われない…」
根性が足りないのかな…
自分に甘いのかな…
やる気がないのかな…
モチベーションの問題…?
なぜ、変われないのか…。
なぜ、つらくなるのか…。
答えはとってもシンプルです。
それは
結果のできてないところを
見ているから
できてないところを見て
そして、そんな自分を責めているから。
「みんな頑張ってるのに、できない私はダメダメ」
「どんなに変わろうと頑張っても、続かない私はダメ」
「何度も同じことを繰り返してしまう、ダメな私」
できてないところに目を向ける癖を持っている人は、とてもつらいと思います。
このパターンで、頑張れるうちはいいんです。
「できないところに目を向けて、もっと頑張ろう」
その意識の使い方が、行動のモチベーションとなって成果が出ているなら、全然いいのです。
できてないところに目を向けて、心の状態が「快」になる人って多分そんなに多くないですよね。
「わーい!できないところ、見つけちゃった〜!」
なんて人、少ないと思うんです。
(そもそも、そういう方はこのブログを読まないでしょうしメンタル不調を起こすこともないでしょう。)
多くの人は無自覚であったとしても「不快」になるはずなんです。
「あぁダメダメ!こんなんじゃ。もっと頑張んばらなきゃ!」
この不快をなくすために、もしくは不快になることを避けるために、私たちは行動を増やそう(頑張ろう)とします。
できていないところを見る
↓
不快になる
↓(不快を減らしたい)
こんなんじゃダメだと頑張る
↓
できてないところを見る
↓
不快になる
↓(不快を減らしたい)
こんなんじゃダメだと頑張る
↓
無限ループ
どんなに頑張っても
どんなに行動を増やしても
どんなに知識を学ぼうとも
効果的なテクニックを身につけても
結果の不満足な(欠けている)ところに目が向くので
頑張るほど、つらくなっちゃうのです 。
メンタル不調がおこるのは当たり前なんです。
自分にはできない変われない…→あなたは無能ね
自分なんてダメだ…→あなたは無価値よ
自分を責めるってね
あなたが一生涯をともにする相棒であるあなたの心が、
四六時中、常に耳元で「ダメダメ」って
ささやいているということです。
つらくなって当然なの…
だからね、前へ前へと頑張るまえに
そんなご自身をまず
助けるところからスタートです。
よく、
「お母さんが楽しいことをしたらいいんですよー」ってカウンセラーさんに言われてやってみたけど、全然ダメで…
っておっしゃられる方がいらっしゃいます。
上辺の行動レベルを変えてみても、その背景、奥にある動機が「不快」をさけるためのものであると、やっぱり上手くいかないのです。
できてないところに目を向けるパターンは、私たちが幼少期のころから周りの大人たちによって丁寧に作られてきています。
そのパターンをもっていて役立ってきたこともたくさんある。
ここまで努力してこれたのも、このパターンのおかげかもしれません。
そしていまもしも
「このパターンが役に立たたなくなってきたな」
と感じるのであれば、新しく工夫していくことが私たちにはできるんです。
一時的な自分満たしをしても、自分自身がこのパターン持っていることに気づきいていないと、そしてこのパターンを工夫させないと、後々自分をまた責めてしまうことになります。
じゃあどうしたらいいのか?
こちらに書いています。